こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。
今回は柿(カキ)の特徴や剪定方法、剪定時期についてお話ししたいと思います。
柿(カキ)の特徴
庭に果樹を植えて収穫を楽しむには、まず庭に合った大きさに果樹を維持する事が大切です。
柿(カキ)は生長が早く、日差しを求めて枝が上へ上へと伸びていきます。
果樹は枝を横向きになるように剪定すると、実の付き方が良くなると言われています。
また剪定作業などもしやすくなります。
柿(カキ)の剪定時期と剪定のポイント
柿(カキ)の剪定は、 11月頃から行ないます。
冬剪定は、まず不要な枝を切り取り、幹の方まで日を入れるように切り戻し剪定と透かし剪定を行ないます。
果樹であっても、剪定の基本は他の庭木と同じになります。
柿(カキ)は、前の年の 20〜40cm ほどの枝の先端に近い部分から、新しい枝を伸ばしてその枝に花を咲かせて実をつけます。
ですので、冬の剪定時に枝先を刈り込んでしまうと、翌年の花芽を切り落としてしまいますので注意しましょう。
枝の先端に近い部分に花芽をつくるので、樹形全体にバランス良く花芽が付くことを意識して、剪定をするとよいでしょう。
剪定によって日光が樹冠の内部にまで十分に当たるようになると、花つきや実つきが良くなります。
夏の摘果について
果樹は、一般的に大きな実を付けるために摘果することがありますが、カキは「生理落下」といって、柿自身が着果過多を防ぐために実を落とす傾向があります。
そのため、夏頃に行なう摘果は生理落下の様子を見てから行う方が良いでしょう。
柿(カキ)の特徴や剪定についてのまとめ
柿(カキ)の特徴や剪定時期、剪定方法などについてまとめると、
- 柿(カキ)の剪定は、 11月頃から
- 冬剪定は、まず不要な枝を切り取り、幹の方まで日を入れるように切り戻し剪定と透かし剪定を行なう
- 夏の摘果は生理落下の様子を見てから行う
ということです。
柿(カキ)の特徴をつかんで適切に剪定を行えば、花つきや実つきが良くなり、初夏頃に咲く柿の花や、秋の収穫時期が毎年楽しめるようになりますよ。
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