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こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。
今の時期(5月頃)は松(マツ)のみどり摘みに適した時期ですが、松(マツ)のみどり摘みは進んでいますか?
松(マツ)のみどり摘みは、これから伸びていく枝の方向を決める大事な作業です。基本的にはV字に枝が伸びていくことをイメージして、みどりを残していきましょう。
そして「これからはじめるよ」という方のために、今回は松(マツ)をコンパクトに仕上げる裏技をご紹介します。
毎年みどり摘みをしていても、なかなかコンパクトに仕立てられないと感じている場合には、元気な松(マツ)に限ってなのですが、こんな裏技が使えますよ。
松(マツ)をコンパクトに仕上げる裏技とは?
松(マツ)のみどりは、時期が遅くなるほど伸び方が小さくなります。
そこで、あえてみどり摘みの時期を7月頃に延ばします。この時期にみどり摘みをすると、次に発生する芽の勢いが小さくなるので、伸びる勢いを抑える事ができます。
ただ一点、気を付けてほしいことがあります。
くれぐれも、元気のよい健康な松(マツ)で試してみてくださいね。
最後に
この裏技は、松(マツ)の盆栽で行うみどり摘みの応用です。松(マツ)の生理を知って、コンパクトに仕立てましょう。
ぜひ、通常のみどり摘みとその後の芽の勢いがどう変わるか、一度試してみてはいかがでしょうか。
松(マツ)の基本の考え方と剪定については、剪定の学習・練習ソフト「玉崎弘志の剪定教室 基本編」の中で詳しく解説しています。練習問題もありますので、剪定をマスターしたい人におすすめです。
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ソフトをお持ちの方はもう一度復習してみてくださいね。